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弘法大師・空海の心あふれる「空海の世界展」♡高野山・金剛峯寺新別殿~12月17日まで。永坂嘉光さんの写真、静慈圓さんの書・仏画など

弘法大師・空海の開いた、和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺の新別殿で、高野山の写真や絵画、書の「空海の世界展」が開かれている。

これは高野山を愛する永坂嘉光(ながさか・よしみつ)さんの写真、静慈圓(しずか・じおん)さんの書と仏画、中田蘭石(なかた・らんせき)さんの書と絵画、宮園苺(みやぞの・いちご)さんの絵画で、いずれも心なごむ作品ばかり。

例えば、永坂さんは高野山を55年間撮影、静さんは高野山法印(空海のご名代)を勤めたうえ、中国の美術館では、空海の足跡を表現した個展を開催。

中田さんは中国の美術館で、書と絵画作品を発表寄贈。宮園苺(みやぞの・いちご)さんは京都・仁和寺で個展を開催するなど、全国的に好評を博している。

今回の「空海の世界展」は、金剛峯寺の新別殿で11月17日(木)~12月17日(土)、近くの高野山観光情報センターでは11月18日(金)~12月18日(日)=いずれも午前9時~午後5時=に開催。

永坂さんは、例えば「高野山の朝」(ろくろく峠から)や、「金剛三昧院の石楠花(しゃくなげ)」など、心和む山内の見事な風景写真を展示。訪れる参拝・観光客は、弘法大師・空海の教え、高野山の四季などがあふれる写真、絵画、書に心和ませている。

高野山麓・橋本のフォトライター北森久雄(きたもり・ひさお)さん(85)は「今は山内も木々が生い茂って、なかなか撮れない風景も多いが、やはり永坂さんの写真はすごい。空海の心の世界を伝えてくれる」と話していた。

 

 

写真(上)は「空海の世界展」鑑賞する人々。写真(中、下)は永坂さん撮影の「高野山の朝」(ろくろく峠から)などのすばらしい作品。


更新日:2022年11月23日 水曜日 00:29

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