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子どもの成長祝い、神様のご加護祈ろう♡七五三(11月15日)かつらぎ町の宝来山神社
子どもの成長を祝い、神様のご加護を祈る「七五三」(11月15日)行事を控えて、和歌山県かつらぎ町萩原の宝来山(ほうらいさん)神社=森和弘(もり・かずひろ)宮司=では、朱塗りの大鳥居わきに「祝 七五三詣り」と染め抜いた幟旗がはためき、大勢の参拝者が訪れている。
社伝によると同神社は、奈良・平安時代の貴族・和気清麻呂(わけのきよまろ)公が勧請(かんじょう)し、光仁天皇の寶亀年間(770~780)に創建された古社。
平成28年(2016)10月には、朱塗りの本殿4棟(国重要文化財)と、脇社殿2棟(県指定文化財)の檜皮(ひわだ)屋根を葺き替え、20年に1度の「正遷宮(しょうせんぐう)奉祝祭」が営まれ、あたりは神々しさに満ちている。
「七五三」は平安時代中頃から続く、3歳・5歳・7歳の子どもの成長を祝うわが国の伝統行事の一つ。11月15日は農作物の実りとともに、子どもの成長に感謝して、神様のご加護を祈るようになったという。今では各神社とも、現代の多忙な人々の都合に配慮して、9月~11月末に受付・祈祷を行っている。
同神社の参道わきの掲示板には、七五三詣りの可愛い着物姿の男の子と、女の子の姿を描いたチラシが飾られ、そこには「七五三詣り 予約(電話0736・22・3734) 、受付は11月末日まで」と紹介している。
写真(上)は七五三詣りの可愛い子どもたちの絵=同神社チラシより。写真(中)は参拝者の多い宝来山神社。写真(下)は「祝 七五三詣り」の幟旗の立つ同神社の鳥居わき。
更新日:2022年11月9日 水曜日 21:39