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桜落葉に竹若葉♡橋本・恋野の稲荷山、秋から冬へ絵画的風景ひろがる
奈良時代の女性史ヒロイン・中将姫ゆかりの、和歌山県橋本市恋野の桜の名所・稲荷山(いなりやま)で10月20日、参道の朱色の鳥居周辺では、無数の桜落葉が重なり、近辺の竹藪は緑の葉に覆われて、秋から冬に移りゆく絵画的風景を繰りひろげた。稲荷山の鳥居では、しめ縄の下で2匹のキツネが手招きして、信徒の心を救う。参道の鳥居の入口周辺では、桜の木々が林立。青苔(せいたい)の斜面は、無数の桜落葉に覆われ、近辺の竹藪は生き生き。まさに筍(たけのこ)を生んだ春から数か月後の、竹の瑞々しさがあふれていた。
ここは恋野地区公民館の南東近く。紀の川をはさんで、隅田八幡神社の末社・丸高稲荷とともに南北に位置する。
毎春、花見客は稲荷山、丸高山で、春爛漫を楽しみ、稲荷山からは丸高山、丸高山からは稲荷山を遠望して、双方の花景色を楽しんでいる。
この日、橋本地方は秋天に恵まれ、稲荷山は無数の桜落葉、竹藪は若々しい緑一色に覆われ、秋から冬への流れがくっきり。参拝の家族らは「ここは春も秋も楽しいです。山頂からは金剛・葛城山系が見渡せるし、ここまで登るだけで健康。有難いとしか言いようがない」と笑っていた。
写真(上、中)は桜落葉に覆われた橋本・稲荷山の鳥居入口付近。写真(下)は稲荷山の桜の紅葉と緑の竹林風景。
更新日:2022年10月20日 木曜日 23:53