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なんと冬桜、可愛く咲いた♡高野山麓・紀の川の橋本・南馬場緑地広場~散歩の市民ら思わずスマホ撮影
高野山麓・橋本市を流れる紀の川南岸の桜並木で、気温10数度の「やや寒」となった10月13日朝、数輪の冬桜(ふゆざくら)がしとやかに開花、「まぁなんとかわいい」と散歩の市民を喜ばせた。
ここは旧・学文路(かむろ)地区公民館近くの南馬場緑地広場(長さ約600メートル、幅約10メートル)。平成13年(2001)に市民協力で木々を植栽。今では染井吉野など約100本の桜並木となり、高野山麓の「桜の名所」となっている。
この日朝、その舞台の冬桜の木から、小さな白やピンクの花が咲いて、やわらかな日差しを浴び、川風に吹かれていた。
幹の花札には「フユザクラは冬と春に開花する品種。春の花には先端に切れ込みがあるが、冬の花はしばしば逆に突形となることが」と書かれていた。
3年前までは毎春、地元住民が桜並木に色とりどりの提灯(ちょうちん)約500個をぶら下げて、大勢の家族連れや職場グループが昼夜とも{花見の宴}を楽しんできただが、その後は新型コロナ禍で提灯掛けを中止。花見客はマスク掛けで謙虚に桜を見上げてきた。
この日、散歩に訪れた人たちは、直径3センチほどの小さな冬桜の開花に驚き、思わず目を近づけてスマホ撮影。「家族や友だちに配信してあげる」とにこにこ。「来春こそは、コロナなしで、桜見物したいなぁ」と言っていた。
写真はいずれも橋本・南馬場緑地広場の桜並木でわずかに咲いた冬桜。
更新日:2022年10月13日 木曜日 17:04