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威勢よく「宝だんじり」3年ぶり登場♪家族連れら大喜び♡10月9日(日)には隅田八幡神社・秋祭り

担ぎ屋台(かつぎだんじり)で名高い、和歌山県橋本市隅田町の隅田八幡神社=寺本佳文(よしふみ)宮司=の「秋まつり」を控えた10月8日、同神社だんじり振興会の「宝だんじり」が3年ぶりに登場、ハッピ姿の若衆が「そーりゃそーりゃ」と神社周辺を練り歩いて、大勢の家族連れらを感動させた。

同神社の秋祭りは、鎌倉時代の放生会(ほうじょうえ=殺生を戒める宗教行事)を起源として、中将姫や合戦武士などの緞帳(どんちょう)で飾られた「担ぎ屋台」が練り歩く日本の原風景(県無形民俗文化財)。

秋祭りは今年も10月9日(日)に開催。新型コロナ禍に対応して規模は縮小されるが、名物・担ぎ屋台(かつぎだんじり)は2台登場。御神輿(おみこし)のお練りや、お旅所への渡御(とぎょ)が粛々と行われる予定。

前日に登場した「宝だんじり」は、同振興会・祭り囃子保存会長だった故・中西修(なかにし・おさむ)さんが平成9年(1997)に、宝くじ助成金で新造。それ以来、地元をはじめ国内外どこからでも参加してもらい、楽しんでもらっている。

この日、同振興会の増田大輔(ますだ・だいすけ)会長をはじめ、中西・元会長の二男・康文(やすふみ)さんら大勢の若衆がハッピ姿で登場。太鼓のリズムに合わせて担ぐと、華麗な屋台が交差点などで大揺れ、子どもたちは目をぱちくりさせ、親御さんはスマホ撮影に心込めていた。

10月9日(日)は午前10時30分から、寺本佳文(よしふみ)宮司らが御本殿で祭典。正午過ぎに先ず御神輿が境内でお練り、続いて大人気の担ぎ屋台がお練りする予定。

写真(上)は国道を練り歩く担ぎ屋台「宝だんじり」と大勢の見物人。写真(中)は3つの太鼓をリズミカルに打つ善男善女の後ろ姿。写真(下)は「宝だんじり」とこどもの後ろ姿をスマホ撮影する女性たち。

 


更新日:2022年10月8日 土曜日 19:43

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