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紫のベゴニア開花、国城山の空に鱗雲♡そぞろ寒~橋本・REST&CAFE「志野」玄関わき~木多浦さん「どうぞごゆっくり」
そぞろ寒(ざむ)となった10月6日、和歌山県橋本市岸上のREST&CAFE「志野」=木多浦(きたうら)しのぶさん経営=玄関わきで、鉢植えのサフィニアやベゴニアなどが美しく開花。南の国城山(くにぎさん)の空には鱗雲(うろこぐも)が生まれて、まさに晩秋の風情を繰りひろげた。
同店は紀の川・橋本高野橋~産直市場「やっちょん広場」間の同川北岸・道路沿いにあり、紅白の源平桃の花を毎春、咲かせることでも名高い。
この日の紀ノ川筋一帯は曇天(どんてん)で、気温も10度前後と低くなり、俳句の季語の「そぞろ寒」か「やや寒」といった雰囲気。
同店玄関わきでは、鉢植えの紫のサフィニアや黄色のベゴニアが色鮮やかに開花。青空が見えはじめると、曇天がだんだん鱗雲に生まれ変わってきた。
同店を訪れる友人グループや、高齢者らは時折、玄関屋根の下の休憩所の椅子に座って鉢植えの花々に見入り、久しぶりの鱗雲も見上げてうっとり。
木多浦さんは「この盆栽は、他の花とそろそろ交代シーズンです。黄色のベゴニア(改良版)は、まだ植えたばかりですが、初々しく咲いてくれています。どうぞお楽しみください」と話していた。
同店の営業時間は午前7時30分~正午。定休日は火曜日と第3日曜日で、10月8日は臨時休業。
写真(上)は綺麗なサフィニアと背景の紀の川南岸の国城山。写真(中)はその空に生まれる鱗雲。写真(下)は初々しいベゴニア。
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更新日:2022年10月6日 木曜日 20:19