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巨大ススキ、涼風になびき、曼殊沙華も鮮やかに♡橋本・杉尾「音風景100選」の山里
国が認めた「日本の音風景100選・杉尾の巨石」として名高い、和歌山県橋本市杉尾の山里で9月13日,でっかいススキ・白銀葭(しろがねよし)が涼風になびき、若々しい曼殊沙華(まんじゅしゃげ)が開花、無数のツボミが生まれ、令和4年・初秋の風情を繰りひろげている。
「杉尾の巨石」は、明王寺わきの635段の階段を登った山上にあり、耳を当てると紀ノ川の水音が伝わる。同寺前の畑には昔、大きな「寺小屋」(学問施設)があり、多くの子供たちが巣立っていった。
朱色の曼殊沙華は、その階段や山道、あぜ道で咲き始めていて、ツボミもいっぱいふくらんでいる。
近くの小川のほとりでは、これまた巨石がどっしり。その陰には毘沙門天(びしゃもんてん)が祀られ、巨石の上では、でっかいススキ・白銀葭(しろがねよし)が涼風に渦巻いていて、そばの稲田では稲刈りの真っ最中。
時折、大阪など都市部からマイカーで訪れる家族連れらが、明王寺や毘沙門天に参拝。
この日本の原風景に心和ませ、スマホ撮影を楽しんでいた。
今年秋の彼岸入りは9月20日(火)、中日(秋分の日)は同23日(金)、秋彼岸明けは同26日(月)。人々は先ず墓参りをし、この山里では秋景色を楽しみながら、日本の歴史や先人を偲ぶことになる。
写真(上)は涼風になびくでっかいススキ・白銀葭。写真(中)は橋本・杉尾の曼殊沙華と沢山のツボミ。写真(下)は巨石の陰の毘沙門天と巨石の上のススキ・白銀葭。
更新日:2022年9月13日 火曜日 21:54