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風鈴ブッソウゲやアメリカ芙蓉に心癒され♡橋本・隅田八幡神社近くの寺本祥子さんの庭先~近づく「ハロウィン」おもちゃカボチャもぶら下がり
和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社近くの寺本祥子(てらもと・しょうこ)さん方の玄関わきで9月9日、まさに風鈴の姿をしたフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)や、大きなアメリカフヨウ(米国芙蓉)が咲き誇り、玄関アーチには幾つものおもちゃカボチャがぶら下がって、「ハロウィン」の足音さえ聴こえてきそう。
祥子さんは国宝・人物画象鏡が伝わることで名高い、隅田八幡神社の寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司の長女。母・奎(けい)さんは、参道や境内で四季の花々を育てた大の植物愛好家だったが、平成24年(2012)夏に病没。祥子さんは、その母の心を受け継いで、今は自宅庭で100数十種類の花を栽培している。
この日、フウリンブッソウゲは、鮮やかな朱色に開花。涼風が吹くたびに、ふんわり揺れて、後ろの飾り物のウサギも目をぱちくり。
その近くでは、直径約25センチもあるピンク色のアメリカフヨウ(米国芙蓉)が10数輪も咲き誇り、玄関アーチでは、祥子さんが育てて飾ったおもちゃカボチャが、秋風に揺れていた。
死者の冥福を祈る「ハロウィン」は10月31日(月)。カボチャをくり抜き、顔の形にして世界の人々が祀りをささげる。
同神社を訪れる参拝者らは、祥子さん宅の四季の庭の美しさに感激。思わずマイカーを止めて眺めた後、スマホで撮影して、家族や友人に配信している。
祥子さんは「花を愛した母のように、私も花を大切に咲かせて、皆さまに喜んでいただきたい」と話していた。
写真(上)は寺本祥子さん方のフウリンブッソウゲ。写真(中)は祥子さんが玄関アーチに飾ったおもちゃカボチャ。写真(下)は祥子さん方のアメリカ芙蓉。
更新日:2022年9月9日 金曜日 21:56