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上弦の月くっきり♡旧・橋本小の巨樹メタセコイヤの梢~台風11号接近には要注意
和歌山県橋本・伊都地方は、台風11号が近づきつつある9月4日夕刻、夢のように晴れ渡り、南東の空には上弦の月が現われて、涼風がそよいだ。
午後6時半ごろ、橋本市東家の旧・橋本小学校わきに立つと、校庭のメタセコイヤの梢付近で、大きな上弦の月がくっきり。まちの向こうでは、国城(くにぎ)の山影が聳えている。
広い校庭跡は、猫じゃらしなどの草々におおわれ、スズムシ、コオロギ、轡虫(くつわむし)の声があふれる。
茶の間のテレビでは、すでに沖縄本島付近に台風11号が到来、6日(火)頃には近畿地方にも接近して、豪風雨の被害が心配されるが、久しぶりに現れた秋の月は煌々と輝いていた。
ここ旧・橋本小学校跡は、縄文・弥生人が暮らした歴史的舞台。メタセコイヤもまた、大勢の子どもたちが見上げてきた思い出の巨樹である。
近くのスーパーへ買い物に行く人たちは「やっぱりいい風景。台風被害だけはないように」と祈っていた。「中秋の名月」は9月10日(土)である。
写真(上、下)は旧・橋本小学校の校庭のメタセコイヤの巨樹にかがやく上弦の月。写真(中)は旧・橋本小校庭に秋の蟲の声があふれる草々。
更新日:2022年9月4日 日曜日 20:57