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無数の青栗生まれ、つくつくぼうしの声あふれ♡南海・御幸辻駅近くの杉村公園

南海高野線・御幸辻(みゆきつじ)駅近くの橋本・杉村公園で、日差しまばい9月1日午後、1本の栗の木に、無数のまん丸い青栗が生まれて、緑深い森林からはつくつくぼうしと鳴く蝉の声があふれて、令和4年の初秋を感じさせた。

ここは同公園・遊具広場の駐車場にマイカーを止めて、頂上芝生広場に向かう坂道。そのわきに高さ5メートルほどの栗の木が茂り、ピンポン玉ほどの青栗が、とげとげと瑞々しい。

辺りは木々におおわれ、遠くには高野山系の連峰や、大和連山が霞んでいて、まるで波のように、つくつくぼうしという声があふれかえる。

この日も、さすがに観光客は少なく、マイカーで訪れた数組の家族連れが、遊具広場で子どもたちを遊ばせる程度。それでも、たまたま生まれたての青栗に気づき、つくつくぼうしに耳を傾けた人たちは「暑いけど、秋の訪れを感じることができた。新型コロナ禍の中、まことに有難いですよ」と話していた。

同公園は、家族連れや高齢、若者たちの、絶好の散策舞台。楽しい季節の足音が聞こえている。

写真(上、中)は綺麗な青栗の数々。写真(下)は1本の栗の木と綺麗な森林に覆われた杉村公園。


更新日:2022年9月1日 木曜日 21:58

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