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般若心経唱え火難消除、息災延命、世界平和祈る♡橋本・愛宕大権現・秋季大祭~27日(土)には灯籠まつり

和歌山県橋本市東家3丁目の真言律宗・妙楽寺の愛宕山(あたごさん)で8月24日、「愛宕大権現(あたごだいごんげん)秋季大祭」が営まれ、岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職と共に檀信徒が火難消除、息災延命、コロナ終息、世界平和を祈った。

この日、本堂の本尊・将軍地蔵の前に岩西住職と母・康子(やすこ)さんが着座。例年は般若心経1000巻を読経するが、コロナ禍のため、21巻に減らして読経。その後ろに着座した約20人の檀信徒がそれに続いた。

檀信徒は同寺のノートに「家族安泰」「戦争終結」「コロナ退散」などの願文ををしたため、康子さんが将軍地蔵に供えて、全員で所願成就を祈った。

愛宕山では、つくつくぼうし蝉が鳴き、極楽とんぼが飛び交い、涼風が吹いていた。

8月27日(土)夜には、地元有志約80人でつくる「あたご会」主催の「地蔵盆・灯ともし」の行事を開催。コロナ感染防止のため、盆踊りは断念するが、素敵な石段参道の両側には100数十基の置灯籠(おきどうろう)が並ぶことになる。

地元住民は「その日の天候次第だが、愛宕山の灯籠飾りの風景は素晴らしい。今は先ず愛宕山の盆踊りを思い浮かべ、来年こそは踊れるようにと祈りたい」と話していた。

写真(上)は愛宕山の本尊・将軍地蔵の前で般若心経を唱える岩西住職と母・康子さん。写真(中)は愛宕山の本堂につづく参道と幟旗の列。写真(下)は森林におおわれた愛宕山の初秋の風景。


更新日:2022年8月24日 水曜日 17:47

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