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すてき二宮金次郎&2匹の子ダヌキ♡くどやま森の童話館~大恐竜原画展(~9月4日)開催中

和歌山県九度山町北又の「くどやま森の童話館」(旧・久保小学校)の玄関前で、昔ながらの二宮金次郎の石像が立ち、その足元には可愛い子ダヌキの置物も飾られ、訪れる家族連れらを喜ばせている。

旧・久保小学校は明治9年(1876)に薬師堂を仮校舎として開校、多くの子どもたちを育んできたが、校舎は平成13年(2001)の火災で全焼した。

翌年8月に木造平屋瓦葺き校舎(約220平方メートル)を復元形式で再建・開校したが同18年4月、児童数減少のため閉校した。

「くどやま森の童話館」は、同校舎を活用して同29年(2017)10月にオープン。童話や絵本、クラシック音楽などが楽しめるようにした。

二宮金次郎は、薪(たきぎ)をかつぎ、歩きながら本を読むという、現代と違って車の走らない山道での少年の熱心な学びの姿。その足元では、2匹の子ダヌキが、満面の笑みをたたえ、コロナ禍や戦争のうっとうしさを吹っ飛ばしている。

地元の人の話によると、この二宮金次郎の石像は70数年前の同小校長が「子どもたちのために」と考え自費で購入。とても重いので近隣住民が協力して担ぎ上げて飾った。2匹の子ダヌキは、同町教委の辻正雄(つじ・まさお)教育長が「皆さんに喜んでもらおう」と飾っている。

「くどやま森の童話館」では、ちょうど「大恐竜原画展」を開催中で、同小卒業生はもちろん、家族連れらが、二宮金次郎の前で、記念のスマホ撮影、友人知人に配信すればきっと喜ばれそう。

辻教育長は「ぜひ大恐竜原画展をご観覧ください」と呼びかけている。同展は9月4日(日)まで。開館日は土曜・日曜・国民の休日。8月25日・26日の平日は開館。観覧時間は午前9時~午後4時30分。9月1日(木)には九度山小学校・体育館で小学生、幼稚園児、保育園児を対象に「出張恐竜原画展」も開催される。

写真(上)はくどやま森の童話館の二宮金次郎と子ダヌキ。写真(中)は森の童話館玄関の風景。写真(下)は可愛い子ダヌキの飾り


更新日:2022年8月23日 火曜日 20:54

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