ニュース & 話題

高野槙・鬼灯供え、祖先の安寧祈る♡橋本・東家の六地蔵尊~前垂れも新しく

和歌山県橋本市東家の高野山真言宗・慈眼山「観音寺」の東家墓地入口で8月11日、

六地蔵尊(ろくじぞうそん)に先祖を迎える目印・鬼灯(ほうずき)などが供えられ、大勢の人々が祖先の安寧(あんねい)を祈った。

8月15日(月)午後7時頃からは、南海橋本駅近くの橋本川で、ご先祖などの御霊(みたま)をお送りする、第8回「橋本灯籠(とうろう)流し」が営まれる。

六地蔵とは、釈迦入滅の後、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道の各界)を訪れて、人々を救い上げ、力を与える地蔵菩薩のこと。

この六地蔵尊には、すべて新しく真っ赤な前垂れが掛けられ、清祥な高野槙(こうやまき)と鬼灯が供えられ、近くでは白い小菊も咲いている。

この日正午の気温は、35度まで上昇したが、多くの家族連れが線香をあげて、静かに手を合わせていた。

第8回「橋本灯籠(とうろう)流し」は、橋本川・古東橋たもとで行われ、市内の3寺院・3僧侶が読経、3区長と檀信徒らが灯籠約250基を流して、ご先祖や戦没者を供養、世界平和を祈ることになっている。

例年は川沿いに「かき氷」や「たこ焼き」など約10軒の店が出るが、今年は新型コロナ禍のため断念している。

写真(上、下)は新しい前垂れを掛けて高野槙と鬼灯が供えられた橋本・東家墓地入口の六地蔵尊。写真(中)は近くで咲いた白い小菊の花。


更新日:2022年8月11日 木曜日 16:56

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事