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日本最短⁈の鉄道トンネル(跨線橋)か♡南海高野線の橋本・学文路天満宮付近~鉄道ファンに注目されそう
和歌山県橋本市南馬場の、学文路(かむろ)天満宮・参道入口付近を走る、南海高野線で、日本最短⁈かと首をかしげるトンネル(跨線橋=こせんきょう)があり、鉄道会社の元社員ら20数人でつくる「はしもと鉄道クラブ」=森本宏(もりもと・ひろし)会長の会員らは「トンネルを通り抜ける電車も、トンネルに近づく電車も、その風景は誠に素晴らしい」と話している。
同クラブ員の一人は、あのトンネル(跨線橋)はかなり古いレンガ造りで、高野線は単線だが、トンネルには交差可能な複線幅がある」と説明。トンネル名はわからないと言う。
場所は、学文路天満宮・参道入口の踏切の東側で、夏場は蔦(つた)の葉に覆われていて、踏切北側からやや狭い坂道を登ると、トンネル上に出て、南側の高台に渡ることができ、そこから学文路天満宮へ徒歩数分で到着。近辺の高台には、木喰応其(もくじきおうご)上人開基の「応其池」などもある。
トンネル上に立つと、東には金剛葛城連峰、西には学文路の山々、紀の川流域のまちがひろがり、東からは高野山へ、西からは大阪・難波へ向かう電車が足元に近づいてくる。
とくに鉄道ファンにとっては、スマホ撮影も楽しめる素晴らしい一点である。
このトンネルの魅力について、フォトライター・北森久雄さんと話し合った、地元在住で橋本商工会議所の畑野富雄(はたの・とみお)元会頭は「まことに素敵なところです。〝天神坂トンネル〟など、いい名前がほしいですね」と話していた。
写真(上)は電車が往来する学文路天満宮近くの南海高野線のトンネル(跨線橋)。写真(中)は同トンネル上から西方を眺めた風景。写真(下)は学文路天満宮・参道入り口付近。