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人気の「忍たま乱太郎」原作者・尼子騒兵衛さん、忍者用具551点を戦国武将・幸村ゆかりの里へ寄託
人気の忍者ギャグ漫画「落第忍者乱太郎」や、そのアニメ「忍たま乱太郎」作者で漫画家の尼子騒兵衛(あまご・そうべえ)さんは、7月28日、自ら収集した忍者用具などの資料551点を、戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町=岡本章(あきら)町長=に寄託した。
同町は忍者用具・資料を大切に保存しながら、「九度山・真田ミュージアム」(歴史資料館)で展示会を開催する方針で、全国の幸村・忍者ファンに喜ばれそう。
この日、町長室で寄託式が行われ、尼子騒兵衛さんは、岡本町長に忍者用具の目録を贈呈。岡本町長に尼子さんを紹介した、九度山・真田ミュージアムの北川・央(きたがわ・ひろし)名誉館長(前大阪城天守閣館長)と共に記念撮影した。
同町は真田昌幸・幸村父子が、関ケ原の戦いの後、閉居した高野山麓の静かな里で、幸村父子は、猿飛佐助、霧隠才蔵ら忍者情報を基に戦った物語がある。
尼子さんはこの貴重な忍者用具を保存活用してほしいと考え、知り合いの北川央・名誉館長に相談、寄託することにした。
岡本町長から感謝状を受け取った尼子さんは、「これだけの忍者資料は、日本一かと思います。ぜひ多くの人々に楽しんでいただきたい」と話していた。
写真(上)は報道陣に忍者用具を紹介する尼子さん。写真(中)は岡本町長に目録贈呈する尼子さん(左)。写真(下)は岡本町長と北川名誉館長に忍者資料を説明する尼子さん。
更新日:2022年7月28日 木曜日 23:07