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高野山・奥の院「ろうそくまつり」3年ぶり開催決まる♡8月13日(土)コロナ防止で規模は縮小

和歌山県高野町の高野山・奥の院浄域で8月13日(土)、恒例の「ろうそくまつり」(万灯供養会=まんとうくようえ)が3年ぶりに営まれることになった。

同実行委員会=加勢田昌利(かせだ・まさとし)委員長=が主催。令和2、3年(2020、2021年)は、新型コロナ禍のため中止したが、今夏は規模をかなり縮小して開催。熱中症などの恐れのない人は、なるべくマスク着用するなど、感染防止策を呼び掛ける。

「ろうそくまつり」は8月13日(土)午後6時~午後9時、一の橋から弘法大師・空海の入定(にゅうじょう)する御廟(ごびょう)までの参道(約2キロ)で開催。あたりは千年杉の木立におおわれ、名高い武将を含む約20万基の墓石群が広がっている。

参拝者は先ず、参道の各ブースで係員からろうそくをもらう。そこに奥の院・灯籠堂で1000年間燃え続けているという「お照(てる)の一灯」の採火をいただき、ろうそくに移して参道両脇に立てると、長~い二筋の光明が続く。

全国各地から訪れる、ゆかた姿の家族連れらは、ろうそくに手を合わせて先祖供養したり、スマホで撮影したり。楽しい夜を過ごすことになる。

但し、新型コロナ禍状況次第で中止もあり得る。問い合わせは高野町中央公民館(電話0376・56・2076)へ。

写真(上)は父親に見守られながら真剣にろうそくを立てる男の子。写真(中)は「令」の文字が描かれる祈心灯。写真(下)はろうそくに火を灯す可愛いゆかた姿の女の子と参道に続くろうそく明かり=いずれも令和元年(2019)8月14日に本紙・紹介写真。


更新日:2022年7月24日 日曜日 19:17

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