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子どもたち、これで安心♡橋本・たまご絵本館に図書除菌機~紀北工業高校ものづくり研究部員が製作

和歌山県橋本市神野々の県立紀北工業高校・ものづくり研究部は、自分たちが開発した素敵な「図書除菌機」を、同市高野口町大野の「たまご絵本館に届けた。岡崎永子(おかざき・えいこ)司書・館長は「これで子どもたちに安心して絵本を楽しんでもらえます」と、開発部員5人に謝辞を述べていた。

「たまご絵本館」は、土産物製造販売・オカザキ紀芳庵=岡崎悦也(おかざき・えつや)社長=が今年4月、同社西隣に開設。棚に絵本約1500冊を並べ、土・日曜日に無料開放。すでに橋本・伊都地方や、近府県から家族連れなど約2500人が訪れている。

この「図書除菌機」は、高さ約70センチの箱型(スチール製)で外装を杉材で飾った。本や玩具(おもちゃ)を入れて扉を閉じると、除菌ランプの紫外線照射により、本は約10秒、玩具は約10秒で除菌完了。紫外線は人体に有害なので、扉を開けると除菌ランプが消えるようにした。

同校・ものづくり研究部は今年5月、開発した「図書除菌機」を県立図書館(和歌山市)に寄贈した。地域の子育てを応援する「たまご絵本館」は、除菌の必要性を考え、新しい除菌機を依頼。同校・ものづくり研究部員5人は、改めて絵本館と子どもたちにふさわしい除菌機を製作して届けた。岡崎司書・館長は「これで皆さんに安心していただける」と喜んでいた。

写真(上)は「たまご絵本館」に届いた「図書除菌機」と開発した紀北工業高校・ものづくり研究部員5人や神藤校長、岡崎司書・館長ら。写真(中)は扉を開け絵本を入れた除菌機。写真(下)は外観もたまごのような「たまご絵本館」。


更新日:2022年7月21日 木曜日 17:01

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