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白鷺、大きな翼ひろげ♡橋本川・紀の川~戻り梅雨ようの空模様

和歌山県橋本・伊都地方は7月15日、戻り梅雨のような空模様となり時折、小雨がぱらついた。橋本市の紀の川や、その支流・橋本川では、抜き足差し足で、小魚をあさる白鷺が、大きな翼をひろげて飛び立ち、ふたたび舞い戻る。

橋本川の瀧(たき)状のせせらぎでは、まるで白鷺が生まれるように白波立ち、この夏の一幕を繰りひろげていた。

ここはJR・南海橋本駅近くの高野山真言宗・応其寺(おうごじ)の西方を流れる橋本川。旧・高野街道と旧大和街道の交差地点に近い松が枝橋に立つと、まさに「梅雨の川」が勢いよくせせらぎ、白鷺はゆっくり踏み歩く。

白鷺が人々の気配を感じて、さっと飛び立つと、こんどは本流・紀の川の上空を旋回して舞い戻り、改めてくちばしを水面に近づけて小魚をさがしていた。

近くの応其寺は、豊臣秀吉の高野山攻めを防いで、紀の川に架橋、橋本繁栄の基礎を築いた木喰応其(もくじきおうご)上人開基の寺である。

市民は参拝したり、川沿いを散歩したりしているが、炎天下や・雨の日はひかえている。

写真(上、下)は元気に舞い上がる白鷺。写真(中)は橋本川の滝状のせせらぎ。


更新日:2022年7月15日 金曜日 15:11

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