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心潤す紅白の大賀ハス♡橋本・真土万葉の里~家族連れらうっとり

万葉人が往来した〝飛び越え石〟のある、和歌山県橋本市隅田町の「真土万葉の里」の蓮池(はすいけ)で7月10日、紅白の大賀ハスが見頃を迎え、訪れる家族連れらを喜ばせている。

この蓮池は〝飛び越え石〟で名高い落合川の西側にある。真土区の話では10数年前、奈良県御所市の寺院から譲られた大賀ハス(古代の実から発芽・開花したハス)を植栽、丹精込めて育ててきた。

この大賀ハスは7月上旬に咲き始め、今では10数輪の紅白の花が咲き誇っており、その周辺では、真紅の蕾(つぼみ)や蜂の巣状の花托(かたく)でいっぱい。

蓮池をおおう緑の葉は時折、涼風に大きく波立ち、塩辛トンボが一斉に飛び立つと、たちまち静けさが戻って、万葉の里の趣を漂わせていた。

ハスの花とは、釈迦が瞑想する「蓮華(れんげ)」とされ、祖先の霊を祀る「お盆の花」でもある。大賀ハスの見頃は、今後の天候次第だが、お盆まで続きそう。

「真土万葉の里」はJR和歌山線「隅田駅」から東へ徒歩10〜15分程。京奈和自動車道・橋本東ICからも近く、駐車場は真土区の国道24号三差路を北側へ上がった右側にある。

写真は真土万葉の里で見頃を迎えている紅白の大賀ハスと若々しい蕾の美しさ。

 

 


更新日:2022年7月10日 日曜日 19:23

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