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七夕飾りの諸願叶いますように♡世界遺産・丹生都比売神社~弁柄色の楼門に涼風吹いて

和歌山県かつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=は7月7日、七夕祭と世界遺産登録記念祭を営み、伊都・高野山ユネスコ協会や参拝者とともに「世界平和」や「家族安泰」などを祈った。

同神社は超1700年前の創建。主祭神は天照大御神(あまてらすおおみのかみ)の妹神・丹生都比売大神で、大神を祀る全国約180神社の総本社。

弘仁7年(816)には、弘法大師・空海が同神社の神領・高野山を拝領して、高野山を開創した「神仏習合」の始まりの神社である。

この日、同神社・楼門わきの笹竹には、大勢の参拝者が願い事をしたためた短冊が吊るされ、そこには「世界平和」「みんな元気で楽しく過ごせますように」などと書かれ、涼風にそよいでいた。

丹生宮司ら神職3人は、笹竹の短冊を祓い清めた後、祝詞(のりと)を奏上。参拝者は玉串を奉奠(ほうてん)、二礼二拍手一礼して、願い事が叶うように祈願。

伊都・高野山ユネスコ協会長を務める丹生宮司は、昭和15年(1940)の昭和天皇の御歌(和歌)「天地に神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」から生まれた「浦安(うらやす)の舞」が全国の神社に奉納された神々しい歴史を紹介しながら、会員や参拝者と共にウクライナ戦闘終結と世界平和」を祈っていた。

写真(上)は丹生都比売神社・楼門の七夕・笹飾りを見上げる丹生宮司。写真(中)は七夕飾りのお祓いをする神職。写真(下)は楼門前の七夕飾りと参拝者。


更新日:2022年7月7日 木曜日 15:19

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