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二宮金次郎、堂々の読書♡錦鯉も色鮮やかに回遊~九度山町立河根小創立150周年
九度山町立河根小学校で、このほど「創立150周年記念・紫陽花(あじさい)植樹」が行われ、同小校門わきでは、素敵な二宮金次郎の石像が立ち、手前の小池では色鮮やかな錦鯉(にしきごい)が遊泳、同小学校の歴史深さを感じさせていた
同河根小・中学校は、近畿の秘境とも呼ばれる、同町河根の玉川峡(紀伊丹生川)沿いにあり、校門を入ると、すぐ左側で柴を担いだ二宮金次郎(石像)が、本を読みながら歩いている。
現代社会では、スマホを見ながらの危険歩行は許されないが、150年前の山道を歩く金次郎の姿は素晴らしい。
その前の小池では、色鮮やかな10数匹の錦鯉が回遊したり、飛び跳ねたり。金網越しに覗くと、みんな元気よく集まってきた。
同校・教諭の話では、「日頃から子どもたちがエサを与えているので、喜んで近づいてきます」と教えてくれた。
「創立150周年記念・紫陽花(あじさい)植樹」は、同実行委員会の三浦多代(みうら・たよ)委員らが「児童・生徒の学校生活を楽しくしたい」と企画。同県有田川町のあじさい園「達人村(たっとむら)」=柏田清文(かしわだ・きよふみ)村長=が協力。赤、青、白の色鮮やかな紫陽花30株を持参・提供した。
児童生徒計11人は、柏田村長らから紫陽花の植え方、育て方をなど教えてもらった後、校門外の高台に懸命に植栽した。
来年夏には色鮮やかに咲き誇り、二宮金次郎も小池の錦鯉も一層輝きを増すことになり、子どもたちも、送迎に訪れる家族の方々もいい風景に心癒されそう。
写真(上、下)は九度山町立・河根小・中学校の校門内の小池で回遊する錦鯉。写真(中)は河根小校門内に立つ二宮金次郎の石像。
更新日:2022年7月7日 木曜日 12:11