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第57回橋本絵画同好会展開幕♡35人の水彩・油彩・日本画75点ずらり。大勢の市民ら鑑賞、心ゆかしく

和歌山県橋本・伊都地方の絵画愛好家グループによる橋本絵画同好会主催の第57回「橋本絵画同好会展」が6月24日、橋本市教育文化会館4階で開幕した。

中村昭(なかむら・あきら)代表は「いずれも個性豊かな作品ばかりなのでぜひ、ご高覧ください」と呼び掛けている。6月26日(日)まで。入場無料。

会場には会員35人が描いた水彩画、油彩画、日本画の計75点(小品~130号)を出展。今回は無題で、すべて自由に描かれている。

例えば、寺田宗助(てらだ・むねひろ)さん(90)は「小田井と大和街道」を出展。そこには江戸時代の天才土木技師・大畑才蔵(おおはた・さいぞう)開発の小田井(おだい)用水路と古民家を描写。高野参拝者を乗せた近くの紀の川・渡し舟さえ見えてきそう。

同会は昭和39年(1964)、日本美人画の巨匠・中村貞以(なかむら・ていい)画伯(1900~1982)の愛弟子・山内清治(やまうち・せいじ)さん(故人)が旗揚げ。近年では面矢元子(おもや・もとこ)さんや高橋佳子(たかはし・よしこ)さんらが会長として貢献。郷土文化を練り上げてきた。

会員は絵画を鑑賞すればわかる錚々たる面々。南口みどりさんは目の覚めるような「朝露」、高橋佳子さんは清らかな心あふれる「人物」を出展している。

同展は6月24(金)~26日(日)の午前9時30分~午後5時(最終日は同4時)。手指消毒液は入り口・受付で用意している。

写真(上)は寺田宗助さんの「小田井と大和街道」。写真(中)は南口みどりさんの「朝露」。写真(下)は高橋佳子さんの「人物」

 


更新日:2022年6月24日 金曜日 22:16

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