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すいすいと鴨の列ゆく梅雨の川♡高野山麓橋本・紀の川支流で仲睦まじく
梅雨入り後の6月18日、和歌山県橋本市では朝から小雨がしとしと、橋本川の水は静かな音を立てて紀ノ川へそそぎ、旧・大和街道の松ヶ枝橋の近くでは、10数羽の鴨の群れが、水を飲んだり小魚を漁(あさ)ったり、仲睦まじいひとときを過ごしていた。
昼過ぎには全員、川の流れに乗り、綺麗な列を成して、本流・紀の川へ向かい、やがて川原の草むらに身をひそめた様子。
橋本橋のあたりでは、鮎釣りの長い竿を出す太公望の姿が見え、上流の南海高野線・鉄橋では、電車がカタコトゆったり往来。川面には、昼なお暗い梅雨空が映って、この季節そのものを物語っていた。
この橋本川&紀ノ川の堤防沿いは、素晴らしい散策道。雨上がりには、人々が愛犬と散歩、タオル片手に駈け足に挑んでいる。
写真(上)は橋本川で仲睦まじく過ごす鴨のグループ。写真(中)は水流に乗って紀の川へ向かう鴨の列。写真(下)は梅雨空が川面に映り、南海電車が鉄橋を渡る紀の川。
更新日:2022年6月18日 土曜日 14:49