ニュース & 話題

高野山・稚児大師と青葉娘決まる♡3年ぶり「青葉まつり」近づく

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の開祖・弘法大師・空海の降誕会(ごうたんえ)「青葉まつり」=6月12日(日)=を控えて、幼少期の空海「稚児大師」と、まつりを古式豊かに彩る「青葉娘」4人が決まり、このほど高野山真言宗総本山・金剛峯寺で報道陣にお披露目された。

稚児大師に決まったのは高野山こども園の園児・山澤 福太郎(やまざわ・ふくたろう)くん(5歳)で、青葉娘には高野山・金剛峯寺職員の和多 智恵光(わだ・ちえみ)さん(24)、高野町職員の阪田 早紀(さかた・さき)さん(25)、高野山・恵光院職員の増永 千尋(ますなが・ちひろ)さん(26)、紀北川上農協・高野支店職員の池上 佳奈子(いけがみ・かなこ)さん(29)の4人。この日、稚児大使は、綺麗な花蓮(はなはちす)を持った白装束、青葉娘は金色の烏帽子(えぼし)に白衣・赤袴(はくい・あかばかま)の千早装束姿で登場。

千住博画伯が金剛峯寺に奉納した障屏画(瀧図・断崖図)の前で、記念撮影した。青葉娘4人は「選ばれてうれしい。高野山の魅力を皆様にアピールしたい」と話していた。

「青葉まつり」は6月12日(日)、参加人数を抑制して3年ぶりに開催。先ず高野山大師教会で法会が営まれ、正午過ぎから奥の院・一の橋~金剛峯寺間の目抜き通り(約1・5キロ)で、花御堂渡御・山車など約500人の行列が練り歩く。

稚児大師は山車の中に座し、青葉娘4人は、山車の4隅から幸せを呼ぶ絵札をまく「散華(さんんげ)」を繰り広げて、参拝・観光客を楽しませる。

写真(上)は今年の青葉まつりの稚児大師、青葉娘に決まった計5人=千住博画伯が奉納した障屏画(瀧図・断崖図)を背景に撮影。写真(下)は金剛峯寺・庭園い廊下で。


更新日:2022年5月31日 火曜日 14:01

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事