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伊勢大神楽、がぶりと幸せ祈る♡橋本・伊都地方~勇壮な舞奉納

国の無形民俗文化財「伊勢大神楽」の一行7人が、風薫る5月、和歌山県橋本・伊都地方をを訪れ、2頭の獅子が笛太鼓の音曲に合わせて、商店・民家に舞を奉納、初夏の風物詩を感じさせた。

伊勢大神楽講社(三重県桑名市)によると、約800年前から、高齢・病弱などで「お伊勢参り」のできない人々のために、伊勢大神楽が地方巡業。

橋本地方では明治時代、大和街道沿いに建立、平成3年(1991)に遷宮した太神神社(おおかみ・じんじゃ)をはじめ、紀北地方の主要社寺、商店・民家を巡ってきた。

5月下旬には、橋本市学文路地区を訪れ、2頭の獅子が爽やかな横笛の音に乗って、勇壮に煌(きら)びやかに舞った。途中、1頭の獅子が、人々の頭にかぶりつく格好をして、幸せを祈ると、橋本商工会議所の元会頭・畑野富雄(はたの・とみお)さん(75)は「今年も活力をいただき、とてもうれしいです」と喜んでいた。

写真(上、下)は人々の頭にかぶりつく格好をして幸せを祈る獅子の大きな口。写真(中)は獅子舞を披露する伊勢大神楽。


更新日:2022年5月31日 火曜日 11:16

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