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堀内あき作品展「琉球紅型と型染」♡橋本の自宅でも開幕〜大勢の染色芸術ファン魅了

沖縄伝統の染色芸術・琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)の第一人者・城間栄喜(しろま・えいき=1908~1992)氏の愛弟子で、和歌山県橋本市吉原在住の紅型師・堀内あきさん(82)の作品展「琉球紅型と型染」が5月22日、自宅のアトリエ紅藍工房で開幕した。堀内さんは「どうぞごゆっくりご高覧ください」と言っている観覧無料。

堀内さんは県立橋本高校、大阪教育大・美術学科卒。城間栄喜氏から沖縄伝統の染色芸術・琉球紅型の奥義を学んだ。

平成元年(1989)帰郷後、大阪に「紅藍(べにあい)工房」と染色教室「南風(はえ)」を開き、平成23年(2011)には自宅に工房移転。多くの弟子を育てながら、西日本各地で個展を開催後、「琉球紅型と型染 堀内あき作品集」を出版し、大反響を呼んだ。最近は新型コロナ禍も沈静化したので、先ず京都のアートスペース余花庵(YOKAAN)で同展を開き、自宅・アトリエ紅藍工房でも5月22日〜同29日(午前10時〜午後6時)に開催、約70点を出展している。

堀内さんは、令和元年(2019)の首里城焼失について「悲しみと悔しさに打ちひしがれました」と述べ、会場には「首里城復興募金箱」を設置、「微力ながら応援したい」と言っている。

アトリエ紅藍工房(同=0736・32・3640)。

写真(上)は琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)を説明する堀内さん。写真(中)は座敷に飾られた琉球紅型作品。写真(下)は新たに完成させた藍染めタペストリー「高野山展望」(自宅庭から)。を披露する堀内さん。


更新日:2022年5月22日 日曜日 18:33

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