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紫陽花1輪咲き誇る♡1か月も早く〜九度山町の勝利寺・仁王門わき参拝者ら目ぱちくり

弘法大師・空海が本尊・十一面厄除観音を祀ったとされる、和歌山県九度山町の高野山真言宗・勝利寺の仁王門わきで、5月17日、紫陽花が1輪、1か月も早く咲き誇り、「なななんと」と参拝・観光客を喜ばせた。

ここは女人高野別格本山・慈尊院の南西側、高野山町石道(ちょういしみち)登り口わき。毎年6月中旬ごろ、朱色の仁王門や本堂周辺で、青や白、ピンク色の紫陽花が満開になり、雨に日に彩りを放つ。

この日、同仁王門や本堂周辺では、昨年咲いた紫陽花の枯れ花がぶら下がり、それを包むように今年の紫陽花の緑葉が茂っており、山門わきでは唯1輪とは言え、初々しい紫陽花が咲き誇り、参拝・観光客の心を惹きつけていた。

同仁王門は、宝暦5年(1755)の上棟(じょうとう)で同町文化財。勝利寺の名の由来は、十一面観音の頭上の小さな十面の顔が、現世での利益(十種勝利)と来世での4果報(四種功徳)をもたらす謂れから。とくに高校野球などスポーツ選手が、大会前には「勝利祈願」に訪れている。

紫陽花の見頃は毎年6月中旬。境内北側には紀州高野紙伝承体験資料館「紙遊苑(しゆうえん)」がある。勝利寺参拝・観覧無料。紙遊苑・紙漉(かみす)き体験は有料。

写真(上)は勝利寺・仁王門わきで早くも咲いた紫陽花1輪。写真(中)は勝利寺・本堂周辺に茂る紫陽花の緑葉。写真(下)は勝利寺で咲き誇る紫陽花のクローズアップ。


更新日:2022年5月17日 火曜日 16:38

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