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心和む書作品ずらり「百之会展」最終回開幕♡橋本・教育文化会館で24日(日)まで。

和歌山県橋本・伊都地方の書道グループによる「百之会(ひゃくしかい)展」(最終回)が4月22日(金)、橋本市東家の同市教育文化会館4階で開幕した。同24日(日)まで。観覧無料。23日(土)は午前9時〜午後5時。24日(日)は午前9時〜午後4時。

会員19人の個性豊かな作品計70数点が飾られ、大勢の市民が「書の心」をを味わっている。

会場入り口わきには、百之会の故・政本遂之(まさもと・ずいし)初代会長筆の「己百之」を掲示。

「名前の由来は中庸第二十章からなる」として

「人一たびしてこれを能くすれば、己はこれを百たびす」「人十たびしてこれを能くすれば、己はこれを千たびす「果たしてこの道を能くすれば、愚と雖も必ず明らかに、柔と雖も必ず強なり」『己は人に百倍にして勉強すべし』と添えている。

会場には、例えば川嵜章司(かわさき・しょうじ)事務局長筆の「遠」の文字がひしひしと遠さを感じさせてくれる。

また、かつて同会重鎮だった故・防野宗和(ぼうの・そうわ)さんから書画を教わった諏訪原恵子(すわはら・けいこ)さんが、瑞々しい大根の絵に「大好きって言われたらうれしいよなあ」のことばを添えた半紙冊子を出展している。

川嵜事務局長は「最近は新型コロナ禍で、展覧会中止など大変でした。さらに高齢化も進み展覧会開催が難しくなったので、やむを得ず今回(第31回)を最終回としました」と説明。諏訪原さんは「ぜひご覧ください」と言ってる。

写真(上)は入口に掲げられた百之会の政本遂之・初代会長の書。写真(中)は川嵜章司事務局長の「遠」の文字。写真(下)は故・防野宗和さんから書画を教わった諏訪原さんの作品。

 

 


更新日:2022年4月22日 金曜日 23:05

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