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素敵「フキシネマ パラダイス」(高野町富貴)23日オープン♡イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」上映・人形劇も

自然豊かな和歌山県高野町富貴の町立高野山小・富貴分校近くで、移住者らが「人々の楽しく集える里に」と、旧校舎を手作り改造して、多目的ホール「FUKI CINEMA PARADISO」(フキシネマパラダイス)が完成し、4月23日(土)にオープンする。

初日はイタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の上映や、フランス人チェリスト・コンサート、人形劇などが開かれる。入場無料で、大人には「1ドリンク注文」を呼びかけ、それを運営費に充てる。

富貴地区は清流・玉川(紀伊丹生川)の上流で、世界遺産・高野山に近い山紫水明の静かなところ。

高齢化と人口減少の中、行政の勧めもあって約5年前からカフェ、パン屋などが次々オープン。移住・定住者も増え、活況を見せている。

「フキシネマパラダイス」の発案者は、富貴出身で約25年前、橋本市から帰郷した上辻孝一(うえつじ・こういち)さん・淑子(としこ)さん夫妻で、地元有志と一緒に、明治時代の元同小校舎を改修。表には「FUKI CINEMA PARADISO」(フキシネマパラダイス)看板や青い扉、館内には舞台、ライオンを描いた映写機台などを設けた。

4月23日は午前10時から、移住しているチェロ奏者、ロビン・ディプイさんの演奏や地元住民の人形劇、空手による板割りでオープニング。午後1時から同ホールのモチーフとなったイタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」が上映される。

昨春、橋本市から移住した大谷剛志(つよし)さん操子(あやこ)さん夫妻ら、若手移住者が、上辻さん夫妻の思いを受け止め、同ホールを運営。毎月1回の映画上映や、住民による楽しい太鼓演奏などを予定している。

写真(上)は綺麗な「FUKI CINEMA PARADISO」(フキシネマパラダイス)の看板。写真(中)は「ニュー・シネマ・パラダイス」上映紹介の絵画ポスター。写真(下)は完成した同多目的ホール。


更新日:2022年4月21日 木曜日 22:05

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