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電線に可愛い群雀♡幾何学模様変化〜春光の橋本・伊都地方

和歌山県橋本・伊都地方は4月11日、暖かい春光に恵まれ、紀の川流域の民家の屋根や、電線などに群雀(むらすずめ)が止まり、ちゅんちゅんと合唱しながら素敵な風景を繰りひろげた。

この日正午頃は22度の、ぽかぽか陽気となり、橋本市東家の旧・橋本小学校跡付近では、稲田でもないのに、沢山の雀が人影を察知すると一斉に飛び立ち、さっと姿をくらます。

数分後には、中空(なかぞら)で囀りはじめて、どの電線も群雀でいっぱい。その景色はまるで幾何学模様の墨絵みたい。電線の群雀が増えたり、減ったりするたびに幾何学模様はどんどん変化した。

日本家屋の瓦屋根では、雀が鬼瓦から飛び立ったり、棟から飛び降りたり、やがて群雀の影が一斉に消えると、今度は校庭のメタセコイヤの巨木から、どっと群雀の声が波立ってきた。

紀の川流域を散策する人々は、「ここ数年、雀の影が少なくなったと感じていたが、最近は川原から一斉に飛び立ったり、商店・民家の屋根でも、よく見かけるように」「やっぱり雀に出会うと楽しい」と電線の群雀を見上げていた。

写真(上、下)は群雀の数で、幾何学模様がどんどん変わる電線風景。写真(中)は日本家屋の屋根で遊ぶ雀たち。


更新日:2022年4月11日 月曜日 22:07

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