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たんぽぽに花吹雪♡お猿さんうっとり〜橋本・丸山公園

和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅近くの丸山公園で4月9日、花吹雪の中、沢山のたんぽぽが咲いて、あたり一面、桜の花びらにおおわれた。

正午過ぎの気温は23度と高かったが、時折、涼風が吹いて、園舎では猿一家がのんびり。花過ぎの幸せなひとときを過ごしていた。

同公園は橋本駅南側の高台で、近畿最古級の横穴式石室を有する陵山(みささぎやま)古墳のそばにある.

同地方の「桜の名所」なので、先週の土曜・日曜日には、染井吉野が満開となり、大勢の家族連れや若者たちが訪れ、簡素でもの静かな〝花見の宴〟を楽しんでいた。

この日は、涼風が吹くたびに、枝々に残る花びらが舞い散り、色鮮やかなタンポポの咲く若草広場を覆って、まるで淡雪でも降ったような光景。

園舎に住む親子猿は、日当たりでシラミ取りをしたり、日陰で昼寝したり。

同公園を訪れた若者たちは、花吹雪の中、子どものようにブランコしたり、たんぽぽに見入ったり。帰り際には、サル一家に向かって「またね」と手を振っていた。

[季語・花散るの俳句3句紹介]

扇にて酒くむ陰や散る桜(松尾芭蕉)

散る花の散るを見頃の山寺に( 稲畑汀子)

午後からはあそびのごとく花散れり(能村登四郎)

写真(上)は橋本・丸山公園に咲いたたんぽぽのまわりの散り桜。写真(中)は花吹雪でたんぽぽの周辺は淡雪に見舞われたよう。写真(下)は花過ぎの園舎で涼風を浴びるお猿さん。


更新日:2022年4月9日 土曜日 17:40

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