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花曇り♡笑顔いっぱい〜橋本の丸高山や杉村公園

和歌山県橋本・伊都地方は、花曇りとなった4月2日、まちの随所(ずいしょ)の桜がほとんど満開となり、桜の名所では人々の笑顔があふれ返り、新型コロナ禍のうっとうしさを祓い清めていた。

橋本市の隅田町の隅田八幡神社の末社・丸高稲荷のある丸高山では、とくに参道の〝鳥居のトンネル〟沿いの桜並木が眩いばかりの花盛り。

家族連れや若いカップルは、83基の長い朱色の鳥居をくぐりながら、時折、桜を見上げてほんのり。若者が立ち止まったり、愛犬がじゃれついたりすると、ほとんどの人たちは、スマホ撮影に埋没してゆく。

小高い山頂広場では、自然岩の座席やテーブルがあり、花見客はそこで弁当を味わいながら、朱色の鳥居と桜、紀伊山地の遠景などに見入っていた。

一方、同市の南海高野線・御幸辻駅近くの杉村公園・頂上広場でも、空海ゆかりの三石山(みついしやま)などを背景に、桜の見頃は最高潮。多くの家族連れらは、初々しい花影で会食。子どもたちは、両親に見守られながら、花影を元気に跳びまわって、人々を喜ばせていた。

[季語・桜の俳句2句紹介]

しんとして露をこぼすや朝桜(正岡子規)

夕桜ひそかに鵯をゆるしけり(久保田万太郎)

写真(上)は橋本・丸高山の朱色の鳥居沿いで満開の桜並木と可愛いワンちゃん。

写真(中)は紀伊山地を背景に丸高稲荷の鳥居と満開の桜並木の風景。写真(下)は杉村公園で最高潮の桜の下で春を謳歌する家族連れら。


更新日:2022年4月2日 土曜日 18:26

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