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野菜果物「もってって屋」春らんまん♡橋本〜雛飾りもまばゆく

春の陽気に恵まれた3月30日、果物・野菜が〝めちゃ安〟の和歌山県橋本市胡麻生の木造り屋台「もってって屋」には、可愛いお雛さまとお花が飾られ、大勢の市民が訪れて、春らんまんを楽しんでいた。

この木造り屋台は、三差路の高台に建つ詩的な1棟で、高さ約2メートル、幅1メートル余り。「もってって屋」の看板は、屋の中の至の字をヤと変えている。

棚や器には、大根やネギ、小芋、キンカン、花々を並べ、ネギや花々のところには「「ご自由にお持ち帰り下さい」と表示。値札は大根1本50円、小芋1袋100円、キンカン1袋50円とあった。

そばの雛壇には、色鮮やかなお雛さまを飾り、若竹の花瓶には、瑞々しい花を活けていて、まさに童謡・唱歌「うれしいひなまつり」さえ聴こえてきそう。「もってって屋」は、地元の田畑を持つ主婦、木澤(きざわ)あおいさん、土屋良子(つちや・よしこ)さん、植山洋子(うえやま・ようこ)さん、植山久子(ひさこ)さんの4人が、「新鮮な果物・野菜を生かして、人々に役立ちたい」と考え、2020年7月から開始。屋台は木澤さんの夫・秀晃(ひであき)さんが設けた。

当初は、すべて無料による「もってって屋」だったが、親しい人たちから、「ちょっとでいいから、値段をつけた方が、遠慮せずに来られる」という声を聴いて、但し、めちゃ安の値札をつけることにした。

この日、植山さんらが抹茶を点てて、訪れる人々にどうぞ」と進呈。「とてもおいしかった、いい春をいただいた」と笑顔があふれていた。

写真(上)は春らんまんの「もってって屋」。写真(中)は店頭に並んだ大根や小芋と花々。写真(下)は「もってって屋」そばに飾られたお雛さま。


更新日:2022年3月30日 水曜日 15:21

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