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紀の川フルーツライン(かつらぎ工区)開通式♡楽しく便利に〜
和歌山県橋本・伊都地方の、紀の川南岸・山腹を走る紀の川フルーツライン(広域農道)かつらぎ工区が完成し3月25日、開通式が行われた。
同工区はかつららぎ町東渋田の薬師大橋東詰めから西渋田間約2・5キロ(幅6・5メートル)。すでに平成31年(2019)5月には、九度山町の九度山柿の郷大橋の完成により、橋本市清水〜薬師大橋東詰め間が開通。そこから国道480号とつながり、高野山真言宗総本山・金剛峯寺や神仏習合の丹生都比売(にうつひめ)神社などと直結していた。
今回の開通で、とくに河南地域は便利になり、万葉人に詠われた妹背山(いもせやま)や、名高い華岡青洲の里などにも近くなった。
この日、かつらぎ町の薬師大橋西側で開通式があり、地元の建設促進協議会の山田昌美(やまだ・まさみ)会長や中阪雅則(なかさか・まさのり)町長、南木芳亮(なんき・よしあき)伊都振興局長ら14人がテープカット、かつらぎ署パトカーなどが通り初めで祝い、一般車両の供用が開始された。
紀の川フルーツラインは、紀の川市の残り6・4キロが完成すると全線開通となり、令和4年度中の供用開始を目指している。
写真(上)は紀の川フルーツライン(広域農道)かつらぎ工区の開通式・テープカットで祝う関係者。写真(中)は開通式後の通り初め。写真(下)は紀の川フルーツラインから望む万葉の里・妹背山の風景。
更新日:2022年3月25日 金曜日 15:30