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「平和の鐘」響き渡る♡橋本ユネスコ協会〜ウクライナ犠牲者の冥福祈り難民支援訴え
ロシアのウクライナ侵攻が続く3月24日、和歌山県橋本市の橋本ユネスコ協会=辻本徹(つじもと・とおる)会長=は、同市内の高野山真言宗・応其寺鐘楼(おうごじ・しょうろう)で、「平和の鐘」を撞いて、犠牲者の冥福を祈り、難民支援の協力を訴えた。同日午後2時頃、会員ら約20人が境内に参集。先ず、辻本会長が「ロシア軍のウクライナ侵攻で、大勢の人々が犠牲になっている」ことを紹介。「一刻も早い侵略終了を祈ろう」と訴えた。
会員らは同寺の松井孝憲(まつい・こうけん)副住職と共に般若心経を読経した後一人一人、鐘楼に登って、心込めながら「平和の鐘」を撞き、合掌・瞑目していた。同会の後藤加寿恵(ごとう・かずえ)事務局長は「毎年8月15日の終戦記念日に、私たちは平和の鐘をついていますが、今回は急きょウクライナの犠牲者の冥福と支援を祈り、平和の鐘を撞きました」と説明。「橋本市役所と橋本保健福祉センターの玄関内には、ウクライナ難民支援の募金箱を置いています」と訴えていた。
写真(上、中)は「平和の鐘」をつき、合掌する後藤事務局長、写真(下)は松井副住職と共に平和を祈る辻本会長ら。
更新日:2022年3月24日 木曜日 17:30