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橋本市長選、現職・新人一騎打ち2期8年ぶり選挙戦
任期満了に伴う和歌山県橋本市長選挙は3月13日に告示され、3期目を目指す現職の平木哲朗(ひらき・てつろう)氏(64)と、新人で前市議の小西政宏(こにし・まさひろ)氏(34)=日本維新の会県総支部推薦=の2人が、いずれも無所属で立候補、現職・新人の一騎打ちで、2期8年ぶりの選挙戦となった。
投票は3月20日午前7時〜午後8時(一部除く)、市内46カ所で行われ、同日午後9時10分から橋本市民会館大ホールで即日開票される。
平木氏は同市矢倉脇在住。近畿大学経済学部を卒業後、会社員を経て、平成11年(1999)5月から同市議2期、同19年5月から同県議をつとめ、2期途中の同26年(2014)3月、同市長選に立候補して初当選した。前回は無投票当選で現在、同県市長会会長。
小西氏は同市城山台在住。日本航空学園日本航空高校を卒業後、自動車販売・修理業を営み、平成26年(2014)の市議選で初当選以来、市議を務めてきた。伊都青年会議所理事、橋本商工会議所青年部副会長。
平木氏はこの日、同市市脇の国道沿い駐車場で出陣式。県議や各市・町長、市議ら大勢が参集して、支援挨拶した。
平木氏は政策目標に①将来に向けた持続可能なまち創り②賑わいと活力あるまち創り③教育との連携により子育てにやさしいまち創り④地域全体で支え合えるまち創り⑤安全安心な暮らしを支えるまち創り⑥人が学びあい共に育むまち創りなどを掲げており、「引き続き全力で取り組みます」と第一声を上げた。
小西氏は同市下兵庫の国道沿い広場で出陣式。他の各市・町長や市民らが大勢参集。若者グループが出陣太鼓を轟かせた。
小西氏は①身を切る改革(1期4年ごとに1600万円の退職金)全額カット②ふるさと納税(他市町村との連携、商品開発。宣伝)③道の駅プロジェクト(橋本ブランドを発信する拠点づくり)④橋本まるごとアウトドア構想(グランピング、キャンプ場などで選ばれる街へ)⑤ごみ収集(夏場週1回から2回へ)⑥お年寄りに優しい交通へなどを掲げており、「私は命をかけて必ずやり抜きます」と決意を述べた。
2人は第一声の後、選挙カーでJR・南海橋本駅前なとどを巡り街頭演説。「清き一票」を訴えていた。
写真(上)は橋本市長選に立候補した3選を目指す平木氏。写真(中)は初当選を目指す前市議の小西氏=いずれも第一声(届出順)。写真(下)は橋本市役所の「投票に行こう」の幟旗。