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高野山金剛峯寺・内海新法印の転衣式♡弘法大師名代就任祝う

高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町高野山)で3月12日、弘法大師・空海の名代をつとめる第523世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)就任を披露する「転衣式(てんねしき)」が行われた。

新法印は高野山別格本山・南院(なんいん)住職の

内海(うつみ)照隆(しょうりゅう)大僧正(75)で、式には法印経験者の前官(ぜんかん)や各寺院住職、信者ら約250人が出席した。

内海新法印は、高野山の古式にのっとり、「不肖(ふしょう)、順席(じゅんせき)の儀なれば、お先に御免こうむります」と、うやうやしく挨拶して一旦退席。

その後、内海新法印は、眩い緋色(ひいろ)の僧衣に着替えて、荘厳な高座に着座。次期法印から、箸(はし)を使って昆布と米をいただく「松三宝(まつさんぽう)の儀」で祝福を受けた。

法印は、高野山真言宗の最高位の役職とされ、

任期は1年間。宗祖・弘法大師の名代として、高野山内の主要な法会や儀式の導師を務める。

写真(上、下)は「松三宝の儀」で次期法印から祝福を受ける内海・新法印(左)。写真(中)は「松三宝の儀」の前段風景。

 


更新日:2022年3月12日 土曜日 22:57

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