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残雪の高野山で親子鹿仲よく♡東日本大震災・追悼法会の日
和歌山県高野町の霊場・高野山で3月11日、残雪光る森林内で、数頭の親子鹿(おやこじか)の遊ぶ珍しい光景が見られた。
この日は東日本大震災」から11年。あの日、東日本では大雪の中、大震災が起き、高野山でも雪が積もった。
この日、高野山奥の院の慰霊塔前では追悼法会が営まれ、僧侶約30人が読経、犠牲者の冥福を祈った。
高野山真言宗総本山・金剛峯寺から奥の院へ通じる道沿いの山林内では、春光まばゆい残雪の中、親子鹿は、仲よく近づいたり、雪上を飛び跳ねたり、楽しいひとときを過ごしていた。
追悼法会で犠牲者の冥福を祈った今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長は、皆様には、悲しみを乗り越え、幸せになっていただきたい」と話していた。
写真は残雪の高野山で戯れる親子鹿。
更新日:2022年3月12日 土曜日 09:14