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東日本大震災から11年高野山で追悼法会♡僧侶ら30人読経合掌「悲しみを乗り越えて」

東日本大震災から11年を経た3月11日午前9時、和歌山県高野町の高野山・奥の院の東日本大震災・慰霊碑前で「物故者追悼法会」が営まれ、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の僧侶ら約30人が読経、犠牲者の冥福を祈った。

この日午前9時頃の天候は曇りで、時折、雲間から日が差すと残雪が溶ける。

今回も例年通り、慰霊碑に献花、果物が供えられ、ろうそくの炎が春風に揺れた。

高野山真言宗執行長・今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長を導師に全員で読経し、その後部脇では、参拝者ら約20人が焼香、目を閉じて静かに合掌した。

県内外から訪れた高齢夫婦らは「テレビで見たあの大震災・大津波の光景は忘れられない。心より皆様のご冥福をお祈りしています」と述べ、今川宗務総長は「今は悲しみを乗り越え、日々幸せな生活に戻っていただきたい」と話していた。

写真(上、中)は高野山・奥の院で営まれた東日本大震災の物故者追悼法会。写真(中)は焼香・合掌して犠牲者の冥福を祈る女性。


更新日:2022年3月11日 金曜日 20:11

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