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白鷺、水面を颯爽と♡橋本・紀の川で春風喜ぶ

高野山麓の橋本・伊都地方は3月8日、雲一つない青空に恵まれ、JR・南海橋本駅近くの紀の川では白鷺(しらさぎ)が水面(みなも)に映えながら飛翔して、春風の喜びを繰りひろげた。

ここは橋本駅から南へ徒歩数分の紀の川右岸堤防。東屋風の休憩所から、河畔の散策道に降りると、上流には南海・高野線鉄橋、下流には橋本橋が見え、その下を大和の雪解けの水が滔々と流れている。

白鷺は、淀みや浅瀬を踏み歩きながら、小魚を漁り、時折、春風にあおられて、毛羽立ち、人影に気付くと、間髪を入れず飛び立ち。長い翼をゆったりと羽ばたきながら、水面すれすれに進む。白鷺は水面に映っている自らの姿に感激しながら飛んでいる様子。

このあたりは、日本女性初のオリンピック金メダリスト・前畑秀子選手と、潜水泳法・古川勝選手の生誕地に近く、子どもの頃から泳ぎを鍛錬した水域である。

今は支流の橋本川古東橋、松ヶ枝橋あたりから、橋本駅前近くにかけて散策道が整備され、四季の風情が楽しめる。水辺には白鷺のほか鴨もいて、小枝から群雀(むらすずめ)が飛び立つこともある。

写真(上)は元気よく飛翔する紀の川の白鷺。写真(中)は水面に映る橋本橋と自分の姿を見ながら羽ばたく白鷺。写真(下)は春風を開けて毛羽立ちながら踏み歩く白鷺の姿。


更新日:2022年3月8日 火曜日 16:33

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