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道真公の心、白梅咲いた♡南海・学文路駅〜合格祈願・花壇の近く

「学文の神様」と崇敬される、菅原道真公を祀る学文路(かむろ)天満宮のある、和歌山県橋本市学文路の南海高野線・学文路駅で氷雨(ひさめ)降る2月19日、白梅が満開になり、厳しい受験勉強に挑む少年たちを励ますような光景を繰りひろげた。

道真公は学問や和歌、書道の神様とされ、とくに梅の花は、道真公が大宰府(だざいふ)へ左遷されるとき、庭で「東風(こち)ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」(私がいなくなっても、春が来るたび忘れることなく、梅の木よ、芳しい花を咲かせておくれ)という和歌を詠んでいる。

この日、学文路駅の北側ホームの「合格祈願・花壇」わきに立つと、すぐ近くの梅の若木では、無数の蕾が赤らみ、細かい氷雨を浴びながら、数十輪の白梅が咲き誇り、紀の川の向こうの氷雨に霞む葛城山系の山脈(やまなみ)とともに、厳しくも穏やかな景色を呈していた。

紀の川左岸の高台にある同駅へ登る、石段わきの斜面の梅の若木でも、紅梅が咲き始めており、道真公の心とつながる梅花タイムは暫く続きそう。

学文路天満宮では、高校・大学合格祈願の家族連れらが参拝。入学お礼参りの姿もある。菅野一三(すがのいつぞう)宮司は、「3月中頃まで続きますが、皆様の御健闘をお祈りしています」と話している。

写真(上、中)は綺麗に咲いた南海高野線・学文路駅の白梅。写真(下)は学文路駅の合格祈願・花壇と背景の白梅、葛城山系の山並み。


更新日:2022年2月19日 土曜日 19:06

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