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橋本・恋野の自然護ろう♡散策も紫陽花も楽しく
大阪などからの観光客に愛されている、和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」周辺で、ごみの不法投棄が相次いだため、同市と橋本警察署、地元水利組合は「警告板」を建て、監視を強めている。
恋野地区は、奈良時代の女性史ヒロイン中将姫ゆかりの里で、紀の川南の丘陵地。
似賀尾池など9つの溜池があり、南の清らかな山水が池に溜まり、やがて北の田畑を潤す。
山も池も、四季の風景を繰りひろげて、とくに6月頃の「恋し野あじさい園」は、家族連れや若いカップルで大にぎわい。名高い「恋の米」も「うまい」と好評だ。
この大切な自然を壊す不心得者が出たため、やむを得ず警告板を立て、道路の一部を鎖で塞ぐことにしたらしい。
新型コロナ禍さえ終息すれば、大勢の家族連れやカップルらがマイカーで訪れ、散策と休憩を楽しみ、6月頃には紫陽花に見入ることになる。
恋野の元区長・辻本賢三(つじもと・けんぞう)さんは、このような自然は何としても守りたいので、すべての方々に理解してほしい」と話していた。
写真(上)は5月頃の風光明媚な似賀尾池。写真(中)はあじさいの里近くに立つ「ごみ不法投棄」への警告板。写真(下)は「恋野あじさい園」本田池で6月頃に満開の紫陽花風景。
更新日:2022年2月18日 金曜日 21:55