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九度山「真田のみち」赤提灯に金時♡幸村のイラスト〜玄関先ではスミレ色鮮やか

新型コロナ禍で2月5日、和歌山県は「まん延防止措置等重点地域」に追加され、戦国武将「真田幸村のまち」で名高い同県九度山町は7日、人影も少なく、ひっそりと静まり返った。

同町の「真田のみち」(九度山商店街)では、町家の軒先に立つ大正時代の陶芸「金時」が、真田の六文銭・家紋入り赤提灯の下で斧を握り、眼を輝かせている。

商店・町屋の玄関先の鉢では、3色すみれなど色とりどりの花が咲き誇っている。

九度山に蟄居していた幸村が慶長19年(1614)、大阪冬の陣に参戦の際、使ったという伝承の「真田の抜け穴」そばの電柱などには、幸村のイラストが飾られている。

これら真田の赤提灯も、町家の玄関先の花々も幸村の電柱イラストも、すべてNHK大河ドラマ「真田丸」が放送された平成28年(2016)以来、行政・住民の協力で保たれている。

この日「真田のみち」は閑散としていたが、道の駅「柿の郷くどやま近くの広場では、こども数人が寒風の中、大はしゃぎ。それを家族が見守っていた。

和歌山県の「まん延防止等措置」は2月27日(日)まで。その翌日からは再び「真田の道」も人影が増えて、手指消毒マスク着用3密注意を心得て、幸村や金時、花々を楽しむことになりそう。

 

写真(上)は九度山の町家に飾られた赤提灯と金時、と閑散とした「真田のみち」。写真(中)は町家の玄関先に咲いている綺麗な花々。写真(下)は「真田の抜け穴」蕎麦の電柱に飾られた幸村のイラスト。


更新日:2022年2月7日 月曜日 21:12

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