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墨絵のような修行大師と大銀杏♡役行者ゆかり堀越癪観音
和歌山県橋本・伊都地方は1月24日正午過ぎ、寒中とはいえ、暖かい日差しに恵まれ、かつらぎ町堀越の紀州堀越癪(しゃく)観音の境内では、樹齢約400年の銀杏(いちょう)の大樹と、その樹下に立つ修行大師(空海)像が、鮮明な墨絵となって参拝者を喜ばせた。
ここは真言宗山階派の寺院で、役行者が母の腹痛を治そうと彫った秘仏・十一面観音像が御本尊。寺名の「癪(しゃく)」は胸や腹の痛みのことで、この「癪」を治してくれるという信仰がある。
縁側では、銀杏の大樹の葉のエキスでつくった「いちょう飴」(1袋20数個入り330円)を販売。参拝者に好評だ。
同観音では今年・節分に「開運厄除け星まつり祈願」を営む。「星まつりとは、各人が生まれながらにもっている星と年の廻りにしたがって巡りく来るあたり星などの星宿を年の変わり目である節分にお祀りし、1年の厄を払い運勢を開き、この1年がよい年になるようにお祈りするものです」と説明。
「皆様の日々のご努力の上に仏天の御加護をたまわりますようお勤めいたします。オフダは祈祷の後、郵送いたします。ご希望の方はお申し出下さい」としている。
写真(上、中)は冬日を浴びる堀越癪観音の銀杏の大樹と修行大師(空海)像。写真(下)は縁側で販売中の「いちょう飴」。
更新日:2022年1月24日 月曜日 22:06