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寒中の藪椿開花♡学文路天満宮・25日は初天神〜受験生の合格・幸福祈る
学問の神様として崇敬される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る、和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮で寒中の1月23日、藪椿(やぶつばき)が綺麗に開花して、近畿各地から訪れる参拝者の心を和ませている。
同天満宮の主祭神・道真公=承和12年(845)~延喜3年(903)=は、「学問の神様」「和歌の神様」「書道の神様」として崇敬され、とくに受験シーズンには、近府県から受験生のいる多くの家族連れらが参拝する。
今、本殿西側の藪椿の樹林は、鮮やかに開花して、無数の蕾も次々と生まれている。2月中頃には、同神社の梅鉢紋(うめばちもん)にふさわしく、紅梅・白梅も咲き始める。
道真公の詠んだ「東風(こち)吹かば匂ひをこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」の和歌を感じさせることになる。
道真公の縁日・25日の「初天神」では、菅野一三(すがの・いつぞう)宮司が本殿で神事を営み、高校・大学受験生の合格と共に人々の幸せを祈る。
菅野宮司は「毎年3月中頃まで、大勢の受験生やご家族が来られます。どうか勉強の成果が100%発揮されますように」と話していた。
写真はいずれも綺麗に咲いた学文路天満宮の藪椿。
更新日:2022年1月23日 日曜日 16:59