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氷雨に霞む国城山、実南天まっ赤♡雨粒輝き笹緑しっとり
和歌山県橋本市は「松過ぎ」の1月12日、冷たい氷雨(ひさめ)が降り続いた。
同市東家の高台では、まっ赤に色づいた家々の実南天が雨粒にかがやき、緑の笹の葉もしっとり。
紀の川左岸に聳える国城山は雨雲に霞み、新春の厳しい「第一歩」を感じさせた。
ここは民家の玄関わきに茂る高さ約3メートルの南天の木。家族の幸せを祈り、友人にもらった若木を植栽して15年。今では、無数の実南天が生まれ、「日々逞しいエネルギーをもらっている」と言う。
この日、実南天も笹の葉も、氷雨でびしょ濡れ。南に聳える国城山(標高552メートル)は、久しぶりに雨雲に霞んでいた、
近所を雨傘差して、買い物に出かける主婦らは「きょうは氷雨、明日は吹雪になるかも。頑張らんと」と白い息を吐いていた。
写真(上、)は氷雨にずぶ濡れになり真っ赤に色づいた実南天と雨雲に霞む国城山。写真(中)は氷雨に彩りを増す笹の葉。写真(下)は実南天にかがやく無数の雨粒。
更新日:2022年1月11日 火曜日 16:55