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どんど焼きで無病息災祈ろう♡15日朝〜橋本・妙楽寺の愛宕山で
和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=の北側にある愛宕山(あたごさん)で、今年も1月15日午前9時頃から、日本の新年伝統行事「どんど焼き」が行われる。
このどんど焼きは、地元有志でつくる「あたご会」=笹山積穂(ささやま・みずほ)会長=が主催。本殿には愛宕大権現が祀られ、岩西住職らが祈祷の後、境内で「どんど焼き」が行われる。
毎年、大勢の善男善女が、しめ縄などの正月飾りを持参。すべて焼いていただき、賽銭箱などに謝礼を納めるとともに、家族やすべての人々の無病息災を祈り、どんど焼きで心身を温めて微笑んでいる。
1月2日白昼、妙楽寺の境内隅では、数個の柘榴(ざくろ)が実り、まっ赤な実があふれて、まるで平安朝の深編み笠に色鮮やかな衣装の姫君が舞っているかのような風情。
岩西住職の母・康子(やすこ)さんは「自然は素晴らしいですね。今年も皆様、お幸せをいただけますように」と手を合わせていた。
写真(上)はしめ縄に飾られた愛宕大権社と石段脇で風にはためく幟旗。写真(中)はまっ赤な実が溢れる柘榴と新春の妙楽寺・鐘楼門。写真(下)は木々に覆われた愛宕山。
更新日:2022年1月2日 日曜日 18:05