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長雨豪雨に要注意!橋本・伊都〜お盆の山河とまち

和歌山県橋本・伊都地方は、停滞前線の影響で8月12日、時折激しい雨が降り、お盆の墓参の人々を驚かせた。
橋本市危機管理室では、長雨が続きそうなので、河川の増水、土砂災害に注意するよう呼びかけている。
この日の気温は24〜27度で、主に南寄りの2〜4メートルの風が吹き、時には山河もまちも雨雲におおわれ、景色が見えなくなった。
小降りになって、例えば紀の川・橋本橋たもとに立つと、南海高野線・鉄橋をゆっくり電車が走り、川原では白鷺(しらさぎ)が、恐る恐る急流を見ている。
同市岸上のJA紀北かわかみの産直市場「やっちょん広場」には、お盆の供え物を買う人たちが大勢訪れ、その前の紀の川では、増水が始まっていた。
同市危機管理室の森田育子(もりた・いくこ)室長は「梅雨のような長雨で、線状降水帯の発生も心配されます。ハザードマップで、自宅や地域の危険性を知り、河川氾濫や土砂崩れなどに注意してほしいです」と言っている。
防災行政無線・テレホンサービス=(電話0120・78・0620)。
写真(上)は橋本市の紀の川=南海高野線・鉄橋下流一帯。写真(中)は不安そうに急流を見る白鷺。写真(下)は産直市場「やっちょん広場」前の紀の川=いずれも小雨に戻った風景写真。


更新日:2021年8月13日 金曜日 00:00

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