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紫陽花、見頃近づく♡橋本・恋野〜50種5000本
奈良時代の女性史ヒロイン・中将姫伝説の伝わる、和歌山県橋本市恋野の「恋し野の あじさい園」で5月31日、沢山の紫陽花が色づいてきた。その見頃は、梅雨空が戻る6月4日頃からになりそう。観覧は無料。
紀の川南側の恋野の丘陵地は、奈良・当麻寺(たいまでら)の、当麻曼荼羅(まんだら)を織った中将姫の隠れ里と伝えられている。
その本田池(ほんでんいけ)周辺では、地元住民が紫陽花約50種5000本を植栽。今、薄緑から薄紫に色づき始め、とくに額(がく)紫陽花は、ほぼ満開の状態になっている。
この日、マイカーで訪れた家族連れや女性グループらは、スマホを活用して、本田池や金剛山を背景に紫陽花を撮影。笑顔に満ちあふれていた。
あじさい園にはトイレ、飲料自動販売機、休憩所も完備されている。近辺の浮御堂付近では、3本のスモークツリー=本紙・5月23日付で紹介=も満開になっており、観光客は帰りがけに立ち寄り、楽しんでいる。
写真(上)はかなり色づいた手毬形の紫陽花。写真(中)は美しい額紫陽花。写真(下)はまだ青い紫陽花。
更新日:2021年6月1日 火曜日 00:00