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黄砂なんの豆の花…橋本の山河霞む~マスクで楽しく

和歌山県橋本・伊都地方は3月30日、中国大陸から偏西風でやってくる黄砂(こうさ)に覆われた。とくに白昼のふる里の山河は、とてつもなく霞んだが、豆の花や柿の葉、タンポポの花は綺麗に見えた。
この日の橋本市は、快晴のはずなのに、中空の太陽はどんよりとして、姿をあらわさない。市街地北方の高台の畑では、白や紫の豆の花が咲き、向いの国城山は輪郭さえもぼやけている。
山斜面の柿畑では、枝々に広がり始めた柿の葉が瑞々しく、眼下をJR和歌山線の電車が颯爽と走り、その背景の市役所も教育文化会館も商工会議所も霞んでいた。
ある花粉症の男性は「皆さん、新型コロナ禍のお陰で、しっかりマスクをしています。なので、黄砂の中でも、健康で過ごせるのでよかったと思います」と話していた。
写真(上)は美しいえんどう豆の花とその向こうに霞む国城山。写真(中)は橋本商工会議所などを背景に生まれる柿畑の緑葉。写真(下)は色鮮やかな畦道のたんぽぽの花。


更新日:2021年3月31日 水曜日 00:00

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